ProgateのHTML/CSS初級編を終えて、中級編に入りました(初級編は3時間半くらいかかってます)。
タグの使い方や構造を少しずつ思い出してきましたが、ふとこんな疑問が湧いてきました。

そもそも Web サイトって、どうやって見えてるの? http とか WWW ってよく見るけど、どういうもので、何の略なの?

とても良い疑問ですね! HTMLでWebページを学ぶなら、“それがどんな仕組みで届けられているか”も知っておくと理解が深まりますよ。
WWW(World Wide Web)ってなに?
📘 一言でいうと:
インターネット上の「情報の世界」のことです。
🌐 WWWとは「World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)」の略で、
世界中の情報をつなぐ“クモの巣(Web)”のような仕組みを意味しています。

じゃあ、自分たちが見ているWebページって、インターネットの一部ってこと?

そうなんです。インターネットという“道”の上に、Webページという“看板”や“お店”が並んでいるようなイメージですね。

そもそもインターネットって概念がよくわかってないだけど、WWWと絡めて解説してくれる?
インターネットとWWWの違いってなに?
そもそも「インターネット」ってなに?
📘 インターネット=世界中のコンピューターがつながった“道”のネットワーク
- 電話や電線のように、「情報を送るための道(インフラ)」です。
- つまり、物理的なしくみや「通信のルール(プロトコル)」そのもののこと。
🛤️ たとえるなら:
「インターネットは“高速道路”みたいなもの」
情報(データ)を運ぶための道で、いろんなサービス(車)がこの上を走っている。


なるほど。道なんだね。一般的には「通信」というイメージだけど、本来インフラ的な意味だったんだ。

その通りです。通信の“中身”ではなく、“通り道(道や橋)”の方が本来の意味に近いです。
じゃあ「WWW(World Wide Web)」って?
📘 WWW=インターネットの上で動いている“サービス”のひとつ
- Webページを見るための仕組み(HTML+URL+ブラウザなどのしくみ)
- 1990年代に生まれ、世界中で普及した。
🚗 たとえるなら:
「WWWは“インターネット上を走る車”のひとつ」
その車に乗ると、文章・画像・動画などの情報をブラウザで見られる!
▽WWWの主な構成要素
要素 | 役割・説明 |
---|---|
ウェブページ | HTMLなどで書かれた文書。テキスト、画像、動画、リンクなどを含む |
ウェブブラウザ | Webページを表示・操作するためのソフト。ユーザーがWebを使う窓口(例:Chrome、Safariなど) |
URL | Web上の情報の「住所」を示す文字列(例:https://〜) |
HTTP | Webサーバーとブラウザがやりとりする通信ルール(プロトコル)。情報をどう送るか決める“会話のルール” |
ウェブサーバー | Webページや画像のデータを保存し、ブラウザの要求に応じて送るコンピュータ。Webの“倉庫”のような役割 |
ハイパーリンク | 他のページへジャンプするためのリンク。Webページ同士をつなぐ“橋”のような存在 |
🖼️ イメージ図
[あなたのパソコン]────
┐
│ ┌─[Googleのサーバー]
[スマホ]─────────┼──(インターネット)
│ └─[YouTubeのサーバー]
[ゲーム機]────────┘
↑これが「インターネット」という“道”
↓
この道の上で「Webサイト(HTML)」を送ったり、動画を見たりするのが「WWW」

WWWはいろんな仕組みが入ったサービスか。ここにHTMLやHTTPも含まれるんだね。

そうなんです。インターネットという“道”の上に、Webページという“看板”や“お店”が並んでいるようなイメージですね。
まとめ|WWWとインターネットの違い、なんとなくわかった!
💡 今回のポイントをおさらいしてみます。
- インターネットとは、世界中のコンピューターがつながった「情報の道」
→ 電話線や光回線など、物理的な通信のしくみ - 「WWW(World Wide Web)」は、そのインターネットの上を走る「情報サービス」
→ HTMLやURL、ブラウザなどを使って、Webページを見たり、動画を見たりできる仕組み - HTMLやHTTPも、この「WWW」の一部として使われている重要な要素
→ Webページの骨組みや通信ルールを支えている
📦 つまり…
インターネットは「道」、
WWWはその上を走る「車」、
HTMLはその車の「設計図」みたいなもの!

プログラミングの勉強をしていると、つい「コードの書き方」だけに目が行きがちだけど、「それがどう使われているのか」「どんな仕組みの上にあるのか」を知っておくのは役に立ちそうだね。

まさにその通りです、あるくさん!
コードを書くことは大切ですが、それが「どこで、どう動いて、どう届くのか」を理解していると、トラブルが起きたときや、新しい技術に出会ったときにも応用がききやすくなりますよ。
たとえば将来、サーバーやドメイン、セキュリティの知識が必要になってきたときも、「Webのしくみ」を知っていれば、あわてずに対応できます。勉強を“点”ではなく“面”でつなげていくためにも、今回のようなしくみの理解は、とても価値がある一歩ですね!
ざっくり概要はわかったので、次回はHTTPの話を聞いていきたいと思います。ではでは。

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