HTTPってなんなの? 身近なURLの正体をやさしく解説

茶の間でHTTPに苦戦するのび太くん的な日本人 インターネット

こんにちは、あるくです!
最近はProgateでHTML/CSS中級編のレッスン10まで進みました。

使えるタグが増えてきて、いろんな表現ができるようになるのが楽しいですね!
「あ、こんなこともできるのか」と毎回新しい発見があって、Webの世界の広さにワクワクしています。

ただ……正直、指示通りに入力するのはできても、自分で一から書くとなるとちょっとハードルが高いなと感じてます😅 これ覚えられるのかな〜と。
これはたくさん練習して、体にしみ込ませるしかないですね!

そんな風に学習を進めている中で、ふと気になったことがあります。
ブラウザでどんなサイトを見るときも、URLの最初に「http://」や「https://」ってついてますよね?

これは一体何なのか?
どういう意味があって、何をしてくれているのか?

もはやドラえもん的な存在になりつつあるAI先生に聞いてみたので、学んだことをシェアしてみます!

あるく
あるく

URLの先頭にある「http」ってなんなんだろう? 毎回ついているけど、どういうものか実はよくわかってないんだよね。

AI先生
AI先生

いい質問ですね! 以下にご要望をもとにしたHTTPのあらましを丁寧に解説しますね。

HTTPの概要

HTTP概要のイメージイラスト

まず、「HTTP」とは何か?

HTTPとは、「HyperText Transfer Protocol(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)」の略です。要するに、Webページを表示するための“通信ルール”のことです。

普段、私たちがブラウザでWebサイトを見るとき、裏では「どのページを表示するか」や「どんな情報を受け取るか」を、このHTTPというルールに従って、ブラウザとサーバーがやり取りしているんですね。

ちなみに、「プロトコル(Protocol)」は「取り決め」や「規約」という意味。つまり、HTTPは「Webを見るためのやりとりのルール」というわけです。

あるく
あるく

ほうほう。Webを見るための通信ルールなのね。確かハイパーテキストは「リンクがついた文章」だったよね。プロトコルは「取り決め」や「規約」という意味か。トランスファーは「移行」という意味であってる?

AI先生
AI先生

その通り!
「ハイパーテキスト=リンク付きの文書」
「プロトコル=決まりごと」
「トランスファー=送る・転送する」って意味です👌
3つ合わせて「リンク付き文書を送るための通信ルール」って感じですね!

あるく
あるく

了解です。意味はわかったので、次は役割を教えてくれる?

HTTPの役割

HTTPの役割をイメージ化したもの

HTTPの主な役割は、以下のようなリクエストとレスポンスのやり取りです。

🔸ユーザー(あなたのブラウザ)がすること

「このページが見たいよ!」とリクエストを送る。
例:https://relearnstep.com/internet1/ にアクセスすると、「このページちょうだい!」というリクエストが送られる。

🔹サーバーがすること

「はい、これがそのページです!」とレスポンス(応答)を返す。

このやりとりに使われているルールがHTTPです。
つまり、Webページを“取りに行って”、“受け取る”という一連の動作を支えているのがHTTPなんですね。

あるく
あるく

なるほど。リクエストとかって印象なかったけど、そういうことを高速にやってるってことなのかな? 今はすぐに表示されることが多いけど、昔のISDNとかだと表示されるまで時間かかったからね。

AI先生
AI先生

はい、そのとおりです。裏では「ページをください(リクエスト)→どうぞ(レスポンス)」というやり取りが、高速で行われているんですよ。
ISDNの時代は通信速度が遅かったので、表示にも時間がかかっていましたね。

あるく
あるく

ちなみにURLの最初に「http://~」って付くのは、どうしてなの? あと「https://~」てのもあるよね。違いはなんなの?

AI先生
AI先生

「http://」や「https://」は、「このページにはHTTPという通信ルールを使ってアクセスしますよ」という意味を表しています。「http://」と「https://」の違いも気になりますよね。
ざっくり言うと、“s”があるかどうかで通信の安全性が変わります。

httpとhttpsの違い

httpとhttpsの違いについてのイメージイラスト

「https://」の「s」は“secure”の略で、通信が暗号化されていてより安全です。特にパスワードや個人情報を扱うサイトでは「https」が使われます。

項目http://https://
通信の暗号化なしあり(SSL/TLS)
セキュリティ低い高い
URL表示「保護されていない通信」などと表示されることも鍵マークがついて安心感
使われ方一部の古いサイトなど現在の主流。ほとんどのWebサイトがhttps

特に個人情報を入力するフォームや、ショッピングサイトなどは、必ずhttpsである必要があります。
今では、Googleなどの検索エンジンもhttpsじゃないと評価を下げるようになってきているので、サイト運営者にとっても重要です。

ちなみに、「SSL」や「TLS」という言葉もたまに見かけますが、これらはhttpsを実現するための技術のことです。

あるく
あるく

S付きだとより安全なんだ。確かにたまに「安全ではないサイト〜」というサイトがあったりするね。自分も仕事でSSL更新のお手伝いとかやった記憶があるなぁ(・・・細かい意味はよくわかってなかったけど)。

AI先生
AI先生

はい、その「S」はSSL/TLSという暗号化技術で守られている証なんです。SSLの更新作業をされたことがあるなら、まさに「https」に関わる大事な仕事をされていたんですよ!

あるく
あるく

ところでなんでhttpsって付くようになったの? httpだとセキュリティは強化できなかったの?

AI先生
AI先生

HTTPは通信内容が暗号化されないため、盗み見や改ざんのリスクがありました。そうした弱点を補うために、より安全な「https」が登場したんです。

あるく
あるく

暗号化されないのは怖いね😱 それだと確かにhttpsのほうがいいわ。

まとめ

というわけで、今回は「HTTPって何?」という疑問から、通信のしくみやhttpとhttpsの違いについて学んでみました。

  • HTTPはWebページを届けるためのルール(プロトコル)
  • あなたのブラウザとサーバーが、このルールに沿って情報をやり取りしている
  • 「https」はその通信を暗号化してくれる、安全性の高いバージョン

普段はあまり意識しない部分ですが、Webの仕組みを理解するうえで大事な基礎なんだなと実感しました☺️

Progateでコードの書き方を学びながら、こうした背景の仕組みも少しずつ理解していけたら、自分でサイトを作るときにも役立ちそうですね💻✨

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